天皇皇后両陛下が15日に101歳で亡くなった三笠宮妃百合子さまと最後のお別れをされました。

 両陛下は25日午後3時ごろ、百合子さまの棺(ひつぎ)が安置されている赤坂御用地の三笠宮邸を訪問されました。

 慣例で両陛下は本葬にあたる「斂葬(れんそう)の儀」に参列されないため、これが最後のお別れとなりました。

 午後4時ごろには上皇ご夫妻も訪問されました。

 午後5時からは26日に棺が葬儀場に向かうのに先立ち、霊代を権舎に安置する「霊代安置の儀」が行われ、皇族方が参列されました。

 斂葬の儀は26日の10時からで、百合子さまのご遺体は赤坂御用地を出発し、皇居前広場などを通って東京・文京区の豊島岡墓地に移されます。

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