北海道札幌市中心部では、すでに見ごろを過ぎたサクラ。
しかし、まだまだ楽しめる場所も。
大型連休後半、札幌市から日帰りで楽しめる穴場スポットを紹介します。
札幌市から高速道路を利用して約2時間の岩内町です。
岩内神社へと続く約500mの参道に、ソメイヨシノやエゾヤマザクラなど約100本が咲き誇ります。
地元の観光協会によりますと、大型連休後半の週末は美しい散り際のサクラを楽しめそうだということです。
「坂の上からこの通り越しに、神社を見るのがきれい」(岩内町民)
参道を抜け階段を上ると、そこは岩内神社。社殿の手前はウメの花、境内ではヤエザクラが満開です。
「『えぞみくじ』を全部集めている」(小樽市からの参拝者)
こちらには北海道内15か所の神社で引くことができる「えぞみくじ」が。
各地の特産品をモチーフにしたご当地おみくじで、岩内神社ではスケトウダラをかたどっています。
「参拝者は地元の人が中心で、混雑はしていないです」(岩内神社 池田 正弘さん)
まさに、穴場スポットです。
続いては高速道路を使って札幌市から約2時間、伊達市の有珠善光寺です。
約1000本のサクラの中には遅咲きのものもあるので、長い期間楽しめます。
大型連休後半の週末にはシダレザクラやエゾヤマザクラが満開の見込みで、出店やキッチンカーが集まる「さくら祭り」も開催されます。
まだまだ、あります。札幌市から高速道路を利用して約2時間。芦別市の旭ヶ丘公園です。
「街の見晴らしとサクラがいい」(旭川市からの観光客)
園内にはエゾヤマザクラを中心に約1000本のサクラが。
開花が早く5月2日の時点では散りかけたものも。
地元の観光協会によりますと、大型連休後半の週末は散り際のサクラ吹雪が満喫できそうだといいます。楽しみはそれだけではありません。
「おサルさんがいる。のぼってるよ」(来園した子ども)
子どもが大喜びするサル山です。ウサギなどと触れ合える広場もあり、全て無料で楽しめます。
「サルもポニーもウサギもいるし、小さい子にはぜひ来てほしい」(岩見沢市からの観光客)
夜はライトアップも。5月5日まで行われる予定です。
サクラの穴場、番外編。岩内町のサクラの名所、岩内神社から車で約40分の寿都神社。
こちらの社殿はなんとサクラ色。SNS映えするスポットとして人気です。
シダレザクラをかたどったおみくじを用意した企画「さくら詣」を開催中で、引いた人にはサクラの香りの入浴剤をプレゼント。
大型連休後半、あなたはどんなサクラを楽しみますか。
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