能登半島地震で避難所となり敷地内に仮設住宅もある石川県輪島市の河原田公民館で3日、医師や看護師らが健康相談会を開いた。住民の孤立を防ぐ狙いもあり、晴天の下、医師らは屋外で住民と輪になって座り、お茶を飲みながらざっくばらんに相談に応じた。
地元のクリニックと、子どもを支援するNPO法人が主催。約20人が参加し「最近どんな生活をしているんですか」「季節も良くなって外に出るのが気持ちいい」などと会話を交わした。「仮設での生活は難しい」と漏らす住民もいたという。
小浦友行医師(44)は「孤立し、ひきこもったり、うつ病を患ったりする人もいる」と話し、定期的に相談会を開きたいとした。
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