首都圏を中心に相次ぐ、闇バイト強盗。
こうした状況を受け、自宅の防犯対策に取り組む家庭が急増しているそうです。
対策のポイントを取材しました。
千葉市にある平屋の一軒家に住んでいる、小川さん夫妻。
知人が、自宅で現金やブランド品を盗まれる被害に遭い、人ごととは思えなかったといいます。
株式会社ベンリーコーポレーション 営業企画本部・大川眞也さん:
戸建てだと施錠をしてなくて入られるケースが一番多い。ガラスを破るというのが2番目に多い。
そこでまず家から電源を引かずに済む、ソーラー電源の防犯カメラを軒下に設置。
家の周囲を広く見渡せます。
さらに人が近づくと、動くものに反応し人の声や警告音を鳴らすことができます。
さらにサッシにストッパーを取り付け、サッシが固定され家の中への侵入を遅らせる効果があるといいます。
小川さん夫妻は「最近ニュースなどで、事件とか色々起こる中で、何か対策をしたら少しは違うかなと思った」と話しました。
全国で生活支援サービスを提供する、株式会社ベンリーコーポレーションの営業企画本部・大川眞也さんは「防犯対策の依頼がすごく増えている。防犯カメラを設置してほしいとか、窓の防犯フィルムをしたり」と、現在の状況について話しました。
損害保険会社が30代から40代の子供がいる家庭の男女500人に行った調査では、置き配の放置など侵入されやすい家の特徴に当てはまる家庭は7割を超え、うち6割以上は防犯対策ができていないことが判明しました。
次に訪れた家は雑草が伸び放題。
見通しが悪く、空き巣に狙われやすいといいます。
そこで、見通しをよくするため雑草を刈り取りました。
株式会社ベンリーコーポレーション 営業企画本部・大川眞也さん:
(庭などを)囲うよりも見えるようにした方が、泥棒が入った時にわかりやすい。
さらに、防犯砂利を利用。
ガラスをリサイクルしたもので、不審者が通りやすい場所にこの砂利を敷き詰めます
その上を歩くと大きな音がするので、自宅や近所の人も気づきやすくなるといいます。
被害に遭わないための防犯対策。
近所との連携を進めることも不可欠だということです。
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