宮城県内に住む70代男性から現金約400万円をだまし取ろうとした疑いで埼玉県の21歳の男が現行犯逮捕されました。

詐欺未遂などの疑いで現行犯逮捕されたのは、埼玉県川口市の21歳の無職の男です。警察によりますと、男は何者かと共謀し、11月18日から22日までの間、宮城県内の70代男性に対し息子などになりすまして複数回電話をかけ、「仮想通貨で得た利益分の税金が未納になっており、延滞料を払う必要がある」などと嘘の話をし、現金約400万円を都内のマンションに発送させてだまし取ろうとした疑いがもたれています。

電話を受けた男性が息子に確認したところ嘘の話だと分かり、男性は警察に相談したのち、偽の荷物を都内のマンションに発送したということです。警察は荷物を受け取った男を現行犯逮捕し、調べに対し、男は容疑を認めているということです。

警察は男が特殊詐欺グループの受け子役とみて、指示役などについても調べを進める方針です。

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