署名活動には、ノーベル平和賞の授賞式に出席する予定の広島県被団協の理事長で日本被団協の箕牧智之代表委員と、授賞式に合わせて現地に向かうもう1つの広島県被団協の佐久間邦彦理事長など、県内の被爆者団体から14人が参加しました。

被爆者たちは広島市中区の平和公園で「日本被団協がノーベル平和賞を受賞することになりました。唯一の戦争被爆国である日本が核兵器禁止条約に参加するよう、皆さんの署名をお願いします」と呼びかけました。

広島の被爆者団体は、核兵器禁止条約が発効した3年前から2か月に1度署名活動を続けていて、ことし最後の活動となった22日は、83人分の署名が集まったということです。

日本被団協の箕牧智之代表委員は「授賞式まであと2週間ほどとなり、緊張しています。あすにでも核兵器が使われかねない厳しい状況の中、核兵器廃絶をオスロから世界に訴えなければならないと思います」と話していました。

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