長年にわたって秋田県民の安全な暮らしを守り続けてきた警察官をたたえる「県民の警察官」に2人が選ばれ、22日、警察官章と表彰状が贈られた。

「県民の警察官」は、長年地域に根ざした活動などを通じて、県民の安全な暮らしや事件の解決に貢献した警察官をたたえるもの。

2024年は、五城目警察署上出戸交番の村上学警部補と、秋田中央警察署の小玉昌裕警部補が選ばれ、2人に県民の警察官章と表彰状が贈られた。

村上警部補は、地域・捜査部門に長く携わり、積極的なパトロールなどで治安維持に貢献してきた。

 五城目警察署上出戸交番・村上学警部補:
「私の警察人生も残り少なくなったが、受章の感激を忘れることなく、これからも県民の安全と安心を守るために全力を尽くしたい」

小玉警部補は、刑事部門で詐欺や横領事件の摘発に力を注いだ点が高く評価された。

 秋田中央警察署・小玉昌裕警部補:
「これからの秋田県の治安を担う若手に対し、これまで培った経験や知識を伝承し、強くてたくましい警察官を養成すべく日々まい進している」

2人は受章の喜びをかみしめながら、警察官としての決意を新たにしていた。

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