市原警察署の元巡査、淺岡高志被告(37)は在職中だった去年2月、業務で訪れた市原市内の70代の女性の自宅からクレジットカードを盗んだうえ、千葉県内の複数の店舗で不正に使用し、電子マネーカードやタオルなどを購入したとして盗みと詐欺の罪に問われました。

22日の判決で千葉地方裁判所の内村祥子裁判官は「警察官としての職務中にクレジットカードを盗むという市民の信頼を裏切る悪質な犯行だ。不正な使用はあわせておよそ169万円と高額でその結果は重い。法を遵守することが強く求められる立場にあるにもかかわらず、犯罪を行ったことは強い非難に値する」と指摘しました。

そのうえで「懲戒免職処分を受けるなど一定の社会的制裁を受けた」として懲役3年、執行猶予5年を言い渡しました。

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