政府は22日、三笠宮妃百合子さまの葬儀に関わる費用について、今年度予算の予備費から約3億1900万円を支出すると閣議決定した。当初予算を含めた葬儀の総額は約3億2500万円となる。
宮内庁によると、本葬にあたる「斂葬(れんそう)の儀」など「葬場関係費」が約2億100万円、参道の舗装など「墓所関係費」が約7400万円。
葬儀は三笠宮家の私的行事と位置づけられるが、宮内庁は皇族の葬儀について「皇室における儀礼の一つとして、国家的弔意の対象となるという意味で公的性格を有している」と説明している。
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