大分県中津市の食肉加工会社、「Meフードシステム」の社長ら2人は、国の基準を満たす加熱処理をしていない牛のレバーを「生レバーの風味」とうたって販売したなどとして、食品衛生法違反の疑いで20日京都府警に逮捕されました。

事件を受けて岩手県が調べたところ、一関市の食肉加工会社「いわて門崎丑牧場」が、この会社に加工を委託した「牛レバーハム」と「生ハムユッケ風」の2つの商品を販売していたことが分かり、県は20日、販売の停止と商品の自主回収を指示しました。

会社によりますと加工は4年前から委託していて、県内外の飲食店やスーパーで販売したり、自社のオンラインショップで販売したりしていたということです。

会社は「信頼していた加工元でこのような事件が起こり困惑している。商品を食べて万が一、体に不調があった場合は速やかに保健所に連絡してほしい」としています。

2つの商品は、3年前から一関市の「ふるさと納税」の返礼品になっていて、市は20日から返礼品としての取り扱いを中止しました。

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