公園で男性に暴行を加えて現金約900万円を奪ったとして、大阪府警は21日、中国籍で自称アルバイトの女(29)を強盗傷害容疑で逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。現場から他に男2人が逃走しており、府警が行方を捜査している。

 淀川署によると、女は神奈川県伊勢原市のツォ・チン容疑者。逮捕容疑は何者かと共謀して20日午後6時20分ごろ、大阪市淀川区西中島7丁目の公園で、中国籍の会社員の男性(32)の首にスタンガンのようなものを押し当てるなどの暴行を加え、現金約900万円などが入ったリュックを奪ったというもの。

 男性は中国のSNSで女と知り合い、「50万元を両替してほしい」と頼まれたという。現金1200万円を持って公園に行くと、背後からスタンガンのようなものを首に押し当てられた。もみ合った際にリュックから現金の一部がこぼれ、男2人は残りの現金約900万円が入ったリュックを奪って逃走した。女は男性に身柄を確保された。

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