海の幸など北陸のグルメなどを集めた物産展が、11月20日から名古屋市中区の松坂屋名古屋店で始まりました。 

 松坂屋名古屋店で始まった「北陸4県物産展」では、高級ガニの代名詞「越前がに」や富山の名産・白えびの天ぷらのほか、新潟・魚沼産コシヒカリのおにぎりなども販売されています。

 金沢カレーの元祖・チャンピオンカレーのイチオシは、能登豚を使ったカツカレーです。

 1月の能登半島地震で被災した輪島の朝市からも出店しています。

 輪島市で水産加工品を手掛ける「関山」の目玉商品は大きな「むしあわび」です。生きたまま酒蒸しにしたアワビを天日干しにしていて、柔らかい身にうまみが詰まっています。

輪島の朝市副組合長『関山』関山俊昭社長:
「港が地震で隆起して、6月末まで封鎖された状態だったものですから。再建できるか絶望的な状態だった」

 輪島市は地震で壊滅的な被害を受けたうえ、9月の豪雨でも被災しました。震災前、輪島朝市に120ほどあった店の多くが営業を再開できておらず、再開できた店も地元のスーパーなどを間借りして営業しているといいます。

関山俊昭社長:
「1200年続いた朝市ですから、自分たちの代でつぶすわけにはいかない。『おいしい』、その一言を言っていただければ来たかいがあります」

 北陸4県物産展は11月25日まで開かれています。

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