第3管区海上保安本部によりますと、20日午前8時半ごろ、千葉県鋸南町の東京湾の沖合を航行していた貨物船の船員から「発電機の冷却水ポンプに不具合があり運航できない。自力での復旧は難しい」と通報がありました。
横須賀海上保安部が調べたところ、日本籍の貨物船「第三おりいぶ」が漂流しているのが見つかり、その後、午前11時半ごろに千葉県鋸南町の沖合にある浮島の浅瀬に乗り上げました。
貨物船には4人の船員が乗っていましたが、いずれもけがはなく、浸水や燃料漏れもないということで、海上保安部は救助活動を進めています。
貨物船見た人「島に大きな船がぶつかっていた」
千葉県鋸南町の沖合で座礁した貨物船を釣り船から見たという30代の男性は「海上保安庁の船がいたので、何かと思ったら島に大きな船がぶつかっていました。ふだん見ることがないので驚きました」と話していました。
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