福岡県久留米市で8月、住宅に押し入り、住人を脅して腕時計などを奪った疑いで、20代の男3人が逮捕され、所在不明の男2人が公開手配されました。

強盗と住居侵入の疑いで逮捕されたのは、久留米市の自称内装工・井上夏志容疑者(22)、住所不定の自称アルバイト・安部利一容疑者(21)、久留米市の建設作業員・西別府翔眞容疑者(20)の3人です。

強盗と住居侵入の疑いで公開手配されたのは、福岡県大牟田市の作業員・藤好凌容疑者(22)と同市の作業員・松木雄真容疑者(21)の2人です。

福岡県警によりますと、5人は共謀し、8月13日午前0時25分ごろ、久留米市にある3階建ての民家に侵入し、住人の男性会社役員(50)をバールのようなもので脅して現金15万5000円と時価合計230万円相当の腕時計などを奪った疑いです。

容疑者5人は数年来の知人関係にあり、公開手配された藤好容疑者と松木容疑者は関東圏で塗装関係の仕事をしているとの情報があり、警察が所在を調べています。

事件当時、5人のうち実行役4人が目出し帽を被った状態で2階の勝手口のガラスを割って侵入し、金品を奪った後に乗用車数台で逃走したとみられています。

被害に遭った住宅には会社役員の男性と40代の妻、小学生の娘のあわせて3人がいましたが、いずれもケガはありませんでした。

容疑者5人と被害者らは面識がないということで、福岡県警は5人のほかにも強盗事件に関与した人物がいる可能性を含めて捜査しています。

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