大分市のターミナル周辺で海上訓練する「ホーバークラフト」=6日

 大分空港(大分県国東市)と大分市を結ぶ水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」の運航会社は18日、国土交通省九州運輸局の安全確認検査などに問題がなければ、年内にも国内唯一のホーバーによる定期航路が復活する見通しだと明らかにした。今秋の運航開始を目指していた。運輸局が15日に航路事業を許可した。

 タクシー大手、第一交通産業(北九州市)の子会社「大分第一ホーバードライブ」(大分市)が記者会見し、小田典史社長は「日本唯一の観光資源になる。単なる移動媒体で終わらせたくない」と意気込んだ。

 空港―大分市間が約1時間かかるアクセスバスから、所要時間の短縮が期待されている。

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