山口 笠戸湾で2隻の船衝突 男女2人が死亡 男性1人心肺停止

徳山海上保安部によりますと、17日午前5時45分ごろ、笠戸湾を航行していた引き船「第三十八住吉丸」の船長から「プレジャーボートと衝突した」と通報がありました。

プレジャーボートに乗船していた4人のうち、男女2人が海上と船内で見つかり、その後、死亡が確認されました。

また、行方不明となっていた男性1人は午前9時45分ごろ海上で見つかりましたが、心肺停止の状態です。

もう1人の男性は通報した船に救助され、意識はあるということです。

海上保安部は事故が起きた当時の詳しい状況などを調べています。

下関地方気象台によりますと、事故が起きた時間帯の現場周辺の海域では濃霧や強風の注意報は出ていませんでしたが、日の出前で暗く曇っていたとみられるということです。