今月9日の夜、四国の広い範囲で一時最大36万5000戸余りが停電し、徳島県では暗い室内で転倒して2人がけがをしました。
これについて、中部電力の社長も務める電気事業連合会の林会長は15日の定例会見で「多くのお客様に多大なご不便をおかけし、おわび申し上げたい」と述べ、業界全体で再発防止に取り組む考えを示しました。
また、先月29日に宮城県の女川原子力発電所2号機が一時再稼働したほか、島根県の島根原子力発電所2号機も来月7日に原子炉が起動する方針となっていることについて、林会長は「東京電力福島第一原発と同じタイプの原発が動くことは非常に大きな前進だ」と述べ、引き続き安全を最優先しながら原発の再稼働を進めたいという考えを示しました。
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