逮捕されたのは、東京 中野区の渡邉勝容疑者(60)です。
警視庁によりますと、おととし5月から8月ごろにかけて、当時勤務していた東京 中央区の電子部品販売会社の銀行の預金口座から、現金合わせて350万円を引き出して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
容疑者は当時、この会社の経理担当の課長を務めていて、会社のカネを別の口座に移す際、「中抜き」する形で着服を繰り返していたとみられ、不審なカネの出入りに気付いた会社側が警視庁に相談していました。
調べに対し「詳しいことは弁護士と接見してから話します」と話しているということですが、会社の調査には「生活費や遊ぶ金に使った」と説明していたということです。
会社の口座からはほかにも金がなくなっていて、警視庁は容疑者が着服した総額が、1000万円ほどに上るとみて捜査しています。
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