三笠宮妃百合子さま

 宮内庁の西村泰彦長官は14日の定例記者会見で、容体が悪化されている三笠宮妃百合子さま(101)の状況について、意識低下や、心臓や腎臓などの機能低下が続いていると明らかにした。「主治医が注意深く見守っている。われわれとしても静かにお見守りする」と述べた。

 百合子さまは聖路加国際病院(東京都中央区)に入院している。7日の検査で全身の機能低下が分かった。宮内庁によると、呼びかけに対し、目を開けたり、うなずいたりするという。

 容体が悪化して以降、孫で故寛仁親王の長女彬子さまら皇族や親族が連日、病院を訪れている。

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