バイオリニストの五嶋みどりさんとピアニストの藤田真央さんが14日、能登半島地震で被災した石川県七尾市の高齢者施設を訪れ、演奏を披露した。入所者は「元気が出た」「幸せだった」と口にし、笑顔を見せた。
2人は入所者29人を前に、ベートーベンの「ピアノとバイオリンのためのソナタ第5番 春」などを共演。童謡「ふるさと」の演奏に合わせ、入所者が口ずさむ場面もあった。
入所する北橋喜代子さん(81)は「地震は怖かったけど、演奏に癒やされた。本当にうれしい」と顔をほころばせた。
五嶋さんは「一緒に音楽を分かち合えてうれしい」、藤田さんは「心安らぐ時間になっていたら」と話した。
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