能登半島地震の影響で1つの仮設校舎で学ぶ輪島市の6つの小学校。毎日、窮屈な生活を送る子どもたちが、きょうは思う存分、走り回りました。

「こんにちは」

能登半島地震で校舎が被災するなどし、今は、輪島市の河井小学校で学ぶ6つの小学校の6年生76人。きょうは学校から少し離れた場所に集まりました。

リポート:
「子供たちは、これからタイムカプセルを埋めていきます。輪島へ繋がる道に、未来への思いを込めます。」

「代表8人の方よろしくお願いしますゆっくりとおろしてください」

子どもたちが、タイムカプセルを埋めている場所は、輪島市中心部へつながる能越道の建設予定地。6つの小学校の児童約400人と、地元の三井町周辺に住む人の手紙をタイムカプセルに入れました。

手紙には、未来の自分と家族への思いが書かれています。

その後、行われたのは、ボールの代わりにフリスビーを使ったドッヂビー大会。今回のイベントは、震災で遊び場を失った子供たちに思いっきり遊んでもらおうと、能越道の整備などを行う北陸地方整備局が企画したもの。

小学校のグラウンドには、現在、仮説校舎が建っていて、学年全体で身体を動かして遊ぶのは6つの小学校が集まってから初めてです。

Q ドッジビーどう?
「楽しいです!」「新しい友達との新たな思い出になるかな」「しかも6年生全体で集まってというのがもっと楽しい。」

「未来の輪島」をテーマに地面にチョークで絵を描いた子供たち。自由な発想で様々な思いが込められました。

きょう子どもたちが埋めたタイムカプセルは、能越道が輪島まで延伸した際に開ける予定だということです。

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