滋賀県警が押収した、産地偽装されていたそば粉(県警提供)=共同

滋賀県警は11日、外国原産を混ぜたそば粉を「純国内産」などと偽って販売したとして、大津市の製粉会社「山本そば製粉」会長、山本宗五郎容疑者(76)=同市=ら3人を不正競争防止法違反(誤認惹起表示)と詐欺未遂の疑いで逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は5月下旬、外国産を混ぜたそば粉を「純国内産」などとしたラベルを貼った販売用袋に入れ、大阪府内の会社に1袋(約10キロ)を販売したほか、同じ会社にさらに1袋を納品し、代金を請求した疑い。

県警は山本容疑者らが少なくとも十数年前から産地偽装を行っていたとみて捜査する。6月に関係機関から届け出があり、県警は7月に会社などを家宅捜索していた。〔共同〕

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