横浜市によりますと、3月31日午後1時50分ごろ、南区にある高齢者向けの優良賃貸住宅で利用者の80代女性が死亡しているのが見つかりました。
優良賃貸住宅は市の認定を受けて運営され、60歳以上を対象にバリアフリー仕様や緊急通報装置などが設置されています。
この住宅にも利用者が水を12時間利用しないとセンサーが発報する安否確認のサービスが付いていました。
女性の死亡が確認された2日前の3月29日、センサーが一度、発報したため、警備会社の警備員が部屋を訪問して安全を確認しましたが、この際に施錠の手順を誤ったということです。
「在室」ではなく「不在」モードとなって、センサーが停止したままとなっていました。
女性の長男から「連絡が取れない」と要請を受けた救急隊が部屋に入ったところ、死亡が確認されました。
市は「高齢者と家族の安心を守る事業で本来あってはならないことが起きた。委託先の警備会社と再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。
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