JR東日本によりますと、一日1キロあたりの利用客が平均で2000人未満の区間、合わせて36路線72区間で2023年度に合わせて757億円余りの赤字が出たということです。
赤字額が一番大きかったのは羽越本線の新潟県の「村上駅」と山形県の「鶴岡駅」の間で約49億円に上りました。
次に多いのは奥羽本線の秋田県の「東能代駅」と「大館駅」の間で約33億円でした。
また、収入が最も少なかったのは千葉県内を走る久留里線の「久留里駅」と「上総亀山駅」の間で約100万円でした。
この約100万円の収入を得るために約2億3700万円の費用がかかったということです。
JR東日本は「地域の方々に現状をご理解頂くとともに持続可能な交通体系について建設的な議論をさせていただきたい」としています。
JR西日本でも同様にローカル線の経営状況を公表し、17路線30線区で2021年度から3年間の平均で約233億円の赤字が出たということです。
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