犯罪収益のマネーロンダリング(資金洗浄)を請け負うグループが摘発された事件で、大阪地検は28日までに組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで逮捕された30代男性を不起訴処分とした。

25日付。地検は処分の理由を「捜査の結果、証拠関係に照らした」としている。

大阪府警によると、グループはSNSで募った協力者に金融機関の法人口座を開設させ、約4000口座を管理。特殊詐欺の被害金など約700億円を資金洗浄したとみられている。これまでに6人が同法違反や詐欺の罪で起訴された。

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