闇バイトによるとみられる強盗事件が相次ぐなか、若者が集まる東京・歌舞伎町の「トー横」にも魔の手が迫っています。
■「いい仕事ある」直接声掛け
10代女性「これを運んだら、いくらもらえるみたいな」
「(Q.頻繁に声掛けられる?)ありますね。結構あります。(一日に)3、4回」 歌舞伎町のトー横へ頻繁に来るという2人の若い女性。若い男性がフラッと現れ、「いい仕事がある」と頻繁に声を掛けてくるといいます。 10代女性
「多分、受け子とかじゃないですか。闇バイト的な。『2桁(10万円以上)はいくよ』と教えてくれるけど、細かいことは教えてくれない」 「ものを運ぶだけで10万円以上稼ぐことができる」といいますが、仕事を正式に受けないと、詳細は教えないといいます。 10代女性
「魅力には、もちろんお金はお金だから感じるけど」
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■トー横で少年少女をスカウト■トー横で少年少女をスカウト
SNSの闇バイトとみられる投稿「運搬バイトの募集してます。一件あたり最低20万」 SNS上にあふれる闇バイトの勧誘とみられる投稿。そのほとんどには詳しい仕事内容の記載がなく、一般的なアルバイトでは考えられないような高額な報酬がうたわれています。 男子大学生
「(SNSでバイト探しの)検索をかけたことはあります。報酬は魅力的だが、怖いなというところはあった」 マイナビが高校生に行ったアンケート調査では、半数近くが「SNSで直接アルバイトを探したことがある」と回答。さらに、50%の学生がその危険性を認識していないといい、SNSでの闇バイトの募集が活発になっています。 一方、若者が多く集まるトー横では、路上での直接勧誘が増えています。
歌舞伎町で、街頭に立つ女性や若者を支援しているNPO団体の代表にも相談が寄せられています。
NPO法人レスキュー・ハブ 坂本新理事長「特に若い子たちは(犯罪と)分からずに加担してしまう。何か不審に思った時に、大人に相談してもらえるような環境を作っていくことが大切」
(「グッド!モーニング」2024年10月25日放送分より)
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