今月15日、横浜市青葉区の住宅でこの家に住む75歳の男性が殺害されて現金およそ20万円が奪われた事件では、千葉県印西市の自称・個人事業主、寳田真月容疑者(22)が実行役として強盗殺人の疑いで逮捕されました。
警察によりますと容疑を認め「3人で実行した」などと供述し、住宅からはアクセサリーなどあわせて30万円相当もなくなっていたということです。
さらに事件に関わったいきさつについて「税金の滞納が数十万円あったため短期間で稼げるアルバイトを探していたところ、SNSで『ホワイト案件』という投稿を見つけて応募したが犯罪に加担してしまった」などと供述していることが警察への取材で新たに分かりました。
現場の住宅については「指示役から場所を示された」という趣旨の供述をし、ほかの実行役について「面識はない」などと説明しているということです。
現場からは千葉県で起きた事件に関わったとして逮捕された26歳の容疑者の指紋も見つかっていて、警察は実行役グループの特定を進めることにしています。
供述の詳しい内容は
この事件で強盗殺人の疑いで逮捕された寳田真月容疑者(22)が闇バイトに応募して実行役として事件に関わったいきさつについての供述内容を警察が明らかにしました。
それによりますと「税金の滞納が数十万円あったため、短期間で稼げるアルバイトを探すことにした。SNSで『ホワイト案件』などという投稿を見つけて応募したところ指示役とつながり、秘匿性の高い通信アプリを使って個人情報を教えた。途中で犯罪に加担することに気づき恐怖を感じたが、個人情報を指示役に知られていたことから、仕返しや家族にも危害が加えられるかもしれないと考えると断れなかった」などと供述しているということです。
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