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■秋なのに真夏日!?過去最も遅い記録に…半袖OK

10月後半になっても夏の暑さが収まりません。日本付近には、この時期として異例の暖かな空気が流れ込んでいます。西日本や東日本を中心に朝から気温が高く、日差しが出ている九州は日中も気温がかなり上がりそうです。
福岡では、午前11時すぎに30℃に到達し、1890年から130年以上ある観測の歴史の中で最も遅い真夏日となりました。そのほか、福岡県の太宰府や大分県の日田でも午前中に30℃以上を観測し、過去最も遅い真夏日となっています。
真夏日は九州だけでなく、きょうは鳥取や長岡(新潟)などでも30℃予想で厳しすぎる残暑となるでしょう。

【予想最高気温】
福岡     31℃  最も遅い真夏日
太宰府(福岡)30℃  最も遅い真夏日
久留米(福岡)31℃  最も遅い真夏日へ
長崎     30℃  最も遅い真夏日へ
日田(大分) 32℃  最も遅い真夏日
鳥取     30℃
長岡(新潟) 30℃  最も遅い真夏日へ 10月後半ですが、西日本や東日本では昼間はまだ半袖が大活躍です。ようやくキンモクセイの香りが漂い始めた所も多くなってきたものの、日中は秋とは思えない異例の残暑が続きますので、熱中症や食中毒などにご注意ください。

■19(土)は前線通過で季節を進める雨に 北海道は週末に雪も

一方、きょうの天気は北日本中心に晴れて、東日本や西日本は湿った空気の影響で雲が多く、雨の降る所があるでしょう。関東〜西日本は、お出かけの際に雨が降っていなくても傘をお持ちください。このあと週末にかけては、大陸から近づく低気圧や前線の影響で雨エリアが広がる予想です。

19(土)は前線通過で全国的に雨や風が強まり、北海道や日本海側を中心に警報級の暴風や大雨が予想されています。土曜日の雨のあとは、一時的に強い寒気が流れ込むため、北海道では土曜日〜日曜日にかけて雪の降る所がありそうです。稚内や旭川などから初雪の便りが届くかもしれませんし、道央の峠道では積雪する恐れがあります。
北海道は冬支度をする時期になってきました。車を運転する際は、スリップ事故などに気を付けて、冬タイヤへの交換や雪道への備えをしておきましょう。 次のページは ■10月後半もジグザグ寒暖差 体調管理に気を付けて

■10月後半もジグザグ寒暖差 体調管理に気を付けて

秋は気温や天気の変化が早いのが特徴ですが、今週末の寒気も一時的です。
来週は再び気温が上がり、東京都心で23(水)〜25(金)に25℃以上の夏日が続く予想となっています。東京では、すでに今月12日目の夏日を観測していて、10月として過去最多記録となっていますが、さらに記録更新となりそうです。なかなか半袖がしまえませんが、朝晩はキンモクセイが香るひんやりした体感になりますので、体調管理にお気を付けください。

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