東京地方検察庁に告発されたのは、原宿のアパレル店「WESTBOY71」の店長でギニア国籍のディアロ・アブドラハマン容疑者(52)です。

東京税関によりますと店長は去年10月、人気の海外ブランド「クロムハーツ」の偽のパーカーなどおよそ100着を中国から国際郵便で密輸しようとしたとして関税法違反の疑いが持たれています。

警視庁から「偽のブランド品が原宿で販売されている」などと情報提供があり、警戒を強めていた税関が検査で見つけたということです。

調べに対し「安い値段で仕入れているのでコピー品という認識はあった」と供述し、容疑を認めているということです。

店からは人気ブランド「ステューシー」などの偽物の服や帽子およそ1000点が押収されていて、1着2000円ほどで仕入れた偽ブランド品をおよそ1万円で販売していたということです。

税関は去年1年間でおよそ1000万円を売り上げていたとみて調べています。

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