博多港のシンボル「博多ポートタワー」(福岡市博多区)で12日、開設60周年を記念した特別ライトアップが始まった。赤色を基調に光の色と動きで還暦を表現したという。
博多ポートタワーは、1964(昭和39)年10月17日に開設された。高さ100メートルで地上70メートルにある入場無料の展望室からは360度見渡せ、福岡市の街並みや、船が行き交う博多湾を望むことができる。
設計は「耐震構造の父」「塔博士」と呼ばれた建築家の内藤多仲(たちゅう)(1886~1970)。旧名古屋テレビ塔、大阪の通天閣(2代目)、大分の別府タワー、さっぽろテレビ塔、東京タワーを手がけ、博多ポートタワーは「タワー6兄弟」の末っ子となる。
開設60周年の特別ライトアップは、20日まで。(日吉健吾)
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