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 急な寒暖差で紅葉の色づきが進む一方で、秋のむくみには要注意です。家庭でもできる対策をお教えします。

■「寒暖差」で色づき進む秋の紅葉

 青空と雲。雄大な北アルプスの山々。そして、赤、黄色、緑、見事なコントラストの紅葉。まるで絵画のような美しい写真。  紅葉が見頃を迎えているのは長野県の北部・小谷村にある栂池自然園です。 埼玉県から来た夫婦
「埼玉県の本庄市から来ました。黄色と赤でカラフルですごく良かった。こういう感じで」

 午前10時半ごろ、先ほどの写真を撮影しました。

埼玉県から来た夫婦
「感動した。北アルプスがバックに見えて色とりどりの紅葉で、初めて来たがすごく良かった」

 晴れ間が雲に覆われる寸前にベストショットを捉えました。

埼玉県から来た夫婦
「ちょっとしたら雲がかかっちゃって。あと10分遅れたらだめだった」  絶景の紅葉スポットに向かうには、ゴンドラとロープウェーを乗り継いでおよそ1000メートルの高さを上がる「空中散歩」。  71人乗りのロープウェー。眼下に広がるのは、渓流沿いで色づき始めた紅葉です。

 平日にもかかわらず、多くの行楽客が訪れています。

 大自然の中、色鮮やかに染まった紅葉。今年は一週間ほど遅れて見頃に。

神奈川から来た人
「本当にすばらしい景色に出会った」

 周辺では今シーズン1番の冷え込みとなり、10月の寒暖差で紅葉が一気に進んだといいます。

栂池ビジターセンター 猪俣崇志主任
「色づきはしっかり寒暖差が出ないとしっかり色が出てこないので、それが一番重要」  北海道では冬の便りが。全国で最も早く初霜が観測されています。

 10日は、上空からの寒気などの影響で520地点でこの秋一番の寒さに。一方、寒気がかかっていない西日本ではなんと、季節外れの桜が花開いています。

 春に咲くソメイヨシノが半年も早く開花するほどの暖かさになったのは愛媛県松山市。最高気温27.3℃と夏日を記録しました。

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■要注意「秋のむくみ」 380万人が症状訴え

■要注意「秋のむくみ」 380万人が症状訴え

 暑さと寒さが混在する秋の日本列島。東京でも激しい寒暖差が。 50代
「寒暖差が激しいので疲れやすいのか眠くなる」
「朝起きた時に足首がむくんでいる。(足首を)押して戻ってくるのに時間がかかる」  厚生労働省の調査では足のむくみやだるさを訴える人たちは全国で実に380万人にも及びます。そのうちの7割が女性です。

 都内にあるむくみの専門外来には今月、続々と患者が訪れています。

医師
「今、痛いところありますか?」

「ここがすごく痛くて」
医師
「触ると痛いですか?」

「3日、4日前に『寝られない』と」
医師
「痛いですか?」
母親
「押すと痛い」  靴下の痕がすぐには戻らないほどむくんでいます。超音波検査で足の内部を調べると、白く見える脂肪の間に黒い隙間があるのが分かります。 医師
「脂肪がなくなっちゃった。はがれちゃった。その間に水が入ってきた状態、これが痛みの原因。血液がよどむことによって血管から出た水が脂肪組織を分解する」  むくみの主な原因は、血流が悪くなり水分がたまること。その起因となる血流の悪化は、寒暖差によって引き起こされやすいといいます。 東京血管外科クリニック 榊原直樹連携主任医師
「今年は暑い夏から急に寒くなった。寒暖差は自律神経にとっては非常に負担になっている。足がパンパンに張って痛くなる、歩けない、だるい、(体が)重い。そのうち足がつる症状が出るのでみなさんいろんな心配をして来る」

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■むくみ解消!かかと体操

■むくみ解消!かかと体操

 秋のむくみはどのように対策すればいいのでしょうか。東京血管外科クリニックの榊原直樹連携医師に、すぐにできる2つのむくみ対策を教えてもらいました。

 まず一つ目は、座っている時の脚の位置を一工夫することです。座っている時、脚は下に来ます。この姿勢では、長時間座っているだけでも脚に血液がたまりやすくなります。

 そこで、足の位置を高くします。別の椅子などを用意して足をかけるだけで、むくみ対策になります。

 もう一つの対策は、かかとの体操です。どうして、かかとの体操が必要なのでしょうか。

 家にいると足の筋肉をあまり使わず、それがむくみの要因になります。かかとを動かして、ふくらはぎの筋肉を刺激して、むくみを予防します。

 具体的には、かかとを5センチほど上下に動かし、3秒に1回のペースで3分間行います。

 通勤時間中にもでき、むくみがなくなりそうです。1時間ごとに、かかと体操をやってみてください。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年10月10日放送)

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