天皇皇后両陛下は5日、国民スポーツ大会開会式出席のため、佐賀県を訪問された。両陛下が佐賀県を訪れるのは、即位後初めてだ。
■お二人で佐賀訪問 皇太子時代の2002年以来22年ぶり
佐賀空港で、子どもたちから熱い歓迎を受けた天皇皇后両陛下。お二人で佐賀県を訪問されるのは、皇太子時代の2002年以来22年ぶりだ。 1946年から都道府県の持ち回りで開かれている国体=国民体育大会の名称を変えた国民スポーツ大会。今回の佐賀が、初めての開催となる。開会式では、これまでのような整列行進をやめ、自由なパレード形式にするなど新しさを表現した。
各地の代表団は、地元の魅力や特産品をアピールしながら入場した。
天皇陛下「参加される選手の皆さんが日頃の練習の成果を十分に発揮されるとともに、お互いの友情を育み、地元・佐賀県の皆さんとの交流を深められることを願っております」
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■両陛下、石川県代表選手に労いの声掛け■両陛下、石川県代表選手に労いの声掛け
夕方、選手らと懇談された両陛下。能登地震や豪雨の被災地、石川県の代表選手には「災害があって大変でしたね」と労いの声を掛けられたという。 石川県からカヌー競技に出場笹生裕子さん
「すごく石川県のことを心配してくださっていて。本当にありがたいと思っております」
明けて6日、両陛下は女子バレーボールの試合を観戦され、担当者の説明を熱心に聞かれていた。
その後、鹿島市で地酒を活用した観光業の取り組みなどについて説明を受けられた両陛下。すべての日程を終え帰京された。 佐賀県 山口祥義知事「佐賀県民みんなでこれからさらに前進していけるのではないかと、気持ちが一つになったような、そんな気持ちになりました」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年10月7日放送分より)
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