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■東京30℃に迫る暑さ 10月真夏日3日目なら150年で最多に

10月7日は、関東から西の太平洋側で異例の残暑となっています。東京都心の最高気温は正午現在29.9℃で、30℃に迫る暑さです。このあと午後に都心で30℃に到達すれば、今月3日目の真夏日となり、150年の観測史上10月として過去最多記録を更新する可能性があります。今年は異例の残暑となっていますので、運動会の練習や屋外の活動の際は、引き続き熱中症対策をして、食中毒などにもご注意ください。

【最高気温】正午まで
東京 29.9℃
市原(千葉)30.7℃
茂原(千葉)30.5℃
大阪  30.4℃
江川崎(高知)30.6℃
指宿(鹿児島)32.1℃

■秋雨前線が本州停滞 能登半島では再び警報級大雨に

秋雨前線が本州付近に停滞しているため、7日未明には西日本で10月一番の激しい雨が降りました。このあと日中は、日本海側を中心に本降りの雨になる所が多く、能登半島では再び警報級の大雨になる恐れがあります。石川県では先月の記録的な大雨や今年1月の大地震で地盤の緩んでいる所がありますので、通常より少ない雨でも災害発生の危険度が高まる恐れがあります。復旧作業は雨の降り方に気を付けて行ってください。 

関東地方も日中は日差しが届きますが、秋雨前線が南下してくる夜は東京都心を含めて広く雨になりそうです。お帰りが遅くなる方は念のため折りたたみ傘をお持ちください。

■南の海上に熱帯低気圧「台風の卵」 台風になれば19号へ

一方、秋雨前線からはるか南に離れた海上には熱帯低気圧が2つあり、気象庁はそのうちの一つが24時間以内に台風になると情報を出しました。
台風に発達すれば今年19個目(19号)で今月1個目の台風発生となります。ただ、台風になったとしても、日本の東の海上を比較的まっすぐ北上するため、列島への影響はほぼないとみられます。

■今週は主役交代! 前半が秋雨前線→後半が秋の高気圧

今週スタートは秋雨前線の影響で全国的に曇りや雨の所が多くなっていますが、後半になると天気の主役が交代しそうです。金曜日ごろには大陸育ちの乾いた空気を持つ秋の高気圧に覆われるようになり、週末の3連休は全国的に晴れて絶好の行楽日和となるでしょう。気温もだいぶ秋らしくなって朝晩は布団や毛布が欲しくなる肌寒さになりそうです。秋服の準備をして、朝晩と昼の気温差や日々の寒暖差で体調を崩さないように気を付けましょう。

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