栃木県上三川町で2023年10月、レンタカー内から女子高校生=当時(15)=の遺体が見つかった事件で、殺人や死体遺棄などの罪に問われた埼玉県熊谷市の無職安栖達也被告(29)の裁判員裁判が7日、宇都宮地裁(滝岡俊文裁判長)であり、検察側は懲役28年を求刑した。
検察側は論告で、事前に携帯電話で「殺人」「援助交際」などと検索したほか、交流サイト(SNS)で知り合った少女らを狙ったと指摘。乱暴して殺害することを考えたのが自然だとし「計画的かつ極めて悪質で、反省も全くせず重い判決が必要となる」と述べた。
安栖被告は1日の初公判で起訴内容を認めており、量刑が争点となっている。
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