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 静岡県浜松市で、住宅の屋根が吹き飛ぶなど、突風の被害が相次ぎました。また、台湾では台風18号が直撃し、2人が死亡、200人以上がけがをしています。

■浜松市で建物被害12件 「家じゅうがすごい揺れ」

 3日午後7時前、気象庁は静岡県西部で竜巻などの激しい突風が発生したとみられると発表し、竜巻注意情報を出しました。 被害に遭った住民
「ないですね…」
「(Q.どこですか?)あそこにあったんです、あの角に」
「(Q.それがここまで飛んできた?)そうです」
「家じゅうがすごい揺れと、いろんなものが飛んできて。バコーンとすごい音がして」 被害に遭った住民
「娘から“地震”だって電話きて、帰ってきたらこうなっていた。いた人に聞くと、耳が痛いくらいのすごい風と雨で。どこから来たのか分からないシャッターが転がっています」

 浜松市では、少なくとも12件の被害を確認。飛んできたガラスの破片で12歳の男の子がけがをしました。

 その静岡県、大気が不安定な状態が続いていました。

 県内各地に激しい雨をもたらした“秋雨前線”。その前線を刺激したのが、遠く離れた台湾付近にある台風18号でした。

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■台湾全土で通勤や通学を停止する「台風休み」

■台湾全土で通勤や通学を停止する「台風休み」

 3日午後、台湾南部に上陸した台風18号が猛威を振るいました。 撮影者
「やばい、やばい!これは怖すぎる…」
「突風だ、突風だ。広い道より、こっちのほうがひどくなっちゃうな」

 強風が吹き付け、大きな街路樹も根元から倒れています。さらに至る所で、激しい雨による冠水も…。

現地メディア
「道路が川のようになっています。冠水した道路で車が2台、壊れているようです」 男性
「雨がすごすぎて、何も見えない」 現地記者
「道に入ったら止まった?」 男性
「そうです」 運転手
「びっくりだよ、怖すぎるよ」 現地記者
「車2台が動けなくなった、早く離れて」  今回の台風18号は動きが遅いのが特徴で、台湾付近に長く居座っています。

 そのため台湾では、2日から全土で通勤や通学を停止する「台風休み」となりました。

 商店街も軒並みシャッターをおろし、街から人の姿が消えました。

 飛行機や地下鉄など交通機関も完全に止まっています。

 台湾当局の発表によりますと、落石の被害などで男性2人が死亡、1人が行方不明、200人以上がけがをしたということで、引き続き警戒を呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2024年10月4日放送分より)

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