東京・上野動物園から中国に返還されたジャイアントパンダのオスのリーリーとメスのシンシンは、29日に内陸部の四川省に到着しました。2頭を受け入れた中国ジャイアントパンダ保護研究センターは30日、中国に到着した際の様子を撮影した映像を公開しました。

映像には、飛行機が到着したあと中国側のスタッフがケージの中の2頭を見守る様子が写っているほか、施設に到着した際には、雨が降る中、スタッフたちが「リーリー、シンシン、おかえりなさい」と声をかけて出迎える様子も写っています。

その後、ケージから出た2頭は、周囲を見回したりにおいをかいだりして、新たな環境を確認していました。

東京にある中国大使館によりますと、2頭は子どものシャンシャンと同じ施設で飼育されるということです。

現地に職員を派遣している上野動物園によりますと、2頭は落ち着いていて、今後は検疫のため施設内での隔離が1か月間続くということです。

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