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■南の海上に4つも台風の卵 あすまでに続々と台風発生へ? 

きょう27(金)午前9時現在、日本の南の海上には台風の卵といわれる熱帯低気圧が4つもあります。このあと、4つの熱帯低気圧の中で2つが台風に発達するとみられ、あす28(土)までに17号、18号と続々と台風が発生する予想です。
今月はハイペースで台風が発生していて、このあと2つの台風が相次いで発生したら今月8個の台風発生となり、9月の台風発生数としては2013年以来11年ぶりの多さになります。

特に、画面の左側にある熱帯低気圧は、台風に発達したあと、来週には暴風域を伴って沖縄へ影響を及ぼす恐れがあります。今後の台風情報に十分ご注意ください。

■東海〜関東で沿岸部を中心に警報級の大雨に

東京都心は朝から雨が降ったりやんだりしていますが、東海から関東では、低気圧や元台風16号からの湿った空気の影響で、局地的に激しい雨が降っています。午後からは沿岸部を中心に警報級の大雨となる恐れがあり、道路の冠水や夕方の交通機関の乱れなどに注意が必要です。

【1時間雨量】(午前11時まで最大)
新宮(和歌山)   48.0mm 今年一番 
三宅島空港(東京)39.5mm 今年一番
新島(東京)    39.0mm
石廊崎(静岡)   33.5mm
桑名(三重)    32.0mm 北海道も上空に寒気を伴った低気圧の影響で大気の状態が不安定です。夕方にかけて急な強い雨や雷雨に注意が必要です。

【予想雨量】(28日朝まで多い所)
東海   250mm
伊豆諸島 200mm
関東   150mm

■熊本は史上最も遅い猛暑日か?西日本はまだ真夏日続出!

気象庁は最新の予報で、きょう27(金)熊本で35℃の猛暑日を予想しています。もし、猛暑日になったら、熊本として観測史上最も遅い猛暑日となる見込みです。(これまで熊本での最も遅い猛暑日は1998年と今年の9月20日でした)
9月も終わりに近づいていますが、きょうも東海から西日本では30℃以上の真夏日の所が多く、厳しい残暑が続いています。寒暖差アレルギーや熱中症、食中毒などに十分気をつけてお過ごしください。

【予想最高気温】
35℃:熊本
34℃:鹿児島、山口、広島など
33℃:長崎、佐賀、松山など   この記事の写真を見る(3枚)
・100年以上“猛暑日知らずの街”今年も「エアコンは使っていない」移住の相談は約2倍 さらに、夏でもサウナが味わえる“涼しい街”も・「川に白い水が流れている」で発覚 38年間トイレなどの汚水垂れ流し・「すごい速度」80代ドライバー、高速逆走33km 恐怖連続…8つのカメラが捉えた瞬間・【密着】山岳遭難救助隊「富士山の2つの異変」死者は去年の倍以上…なにが?・台風16号由来の湿った空気が流入 27日(金)関東の帰宅ラッシュを大雨が直撃か

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