4月に新潟地裁で判決が言い渡された新潟水俣病第5次訴訟で、27日、原告団が控訴する方針を明らかにしました。

新潟水俣病の認定などを巡る第5次訴訟で、新潟地裁は4月18日の判決で、原告47人のうち26人を水俣病と認定し原因企業の旧昭和電工に賠償を命じた一方、国の責任は認めませんでした。

【原告弁護団 味岡申宰事務局長】
「公健法の認定を受けた2名を除く45名全員が控訴する」

27日、原告団は判決を不服とし、水俣病と認定された26人は国の責任認定を求め、また水俣病と認定されなかった19人は旧昭和電工に対しても控訴する方針を明らかにしました。

旧昭和電工もすでに控訴しています。

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