3月27日の夜、鹿児島県伊佐市大口大田にある太陽光発電施設「ハヤシソーラーシステム高柳発電所」で火災があり、建物内の煙を取り除く作業を始めようとしたところ、爆発が起きて、消防隊員4人がけがをしました。

爆発は太陽光パネルのそばにある蓄電設備が入る建物で起きたため、感電などのおそれがあって放水ができず、鎮火までおよそ20時間かかりました。

消防と警察は、4月9日から総務省消防庁の消防研究センターの職員も交えて現場検証を行い、12日午前中に終了したということです。

警察によりますと、現場検証では、爆発が起きた建物内にある蓄電池や「パワーコンディショナー」と呼ばれる電力を変換する設備を中心に、損傷の状況を確認したということです。

消防と警察は出火や爆発の原因については現在も調査中だとしていて、引き続き詳しく調べることにしています。

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