熊本市中央区の高齢者向け住宅で、妻を殺害した疑いで逮捕された88歳の夫が
19日、送検されました。司法解剖の結果、妻の死因は首を絞められたことによる窒息だったことが新たに分かりました。
【平井 茂徳記者リポート】
「丸山容疑者を乗せた車両が熊本東警察署を出てきました。これから身柄が熊本地検に送られます」
送検されたのは、熊本市中央区にあるサービス付き高齢者向け住宅に住む無職、丸山 衛容疑者(88)です。
警察によりますと、丸山容疑者は、9月16日の夜から17日の午前までの間に、
同居する妻・丸山 美智子さん(83)を殺害した疑いが持たれています。
美智子さんの首には絞められたような痕があり、司法解剖の結果、死因は窒息だったことが新たに分かりました。
現場には美智子さんのスカーフが残されていて、丸山容疑者はこのスカーフを使って
殺害したとみられています。
調べに対し、丸山容疑者は「最近、妻が『死にたい』と漏らしていた。妻が死のうとしているのを手伝い、自分も死ぬつもりだった」と話しているということで、警察は
犯行の動機や経緯について慎重に調べを進めています。
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