イギリスの情報調査会社「クラリベイト」は、世界で発表された約6100万本の研究論文から引用された回数などを分析し、ノーベル賞受賞の有力候補として「引用栄誉賞」を毎年、発表しています。
今年は各国から22人の研究者が新たに選ばれました。
日本人は「化学賞」の分野で信州大学の堂免一成さんと「生理学・医学賞」の分野でアメリカ国立眼病研究所の彦坂興秀さんの2人が選ばれました。
堂免さんは太陽光と水から水素を作るシステムの構築に関する基礎研究を専門としていて、太陽光だけで水から直接水素を作る「微粒子光触媒」を研究しています。
彦坂さんは脳の深い場所にあり、運動制御や学習など様々な機能を担う「基底核」を研究しています。
クラリベイトが受賞の有力候補として選んだ研究者のうち、これまでに75人が実際にノーベル賞を受賞しているということです。
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