モモ肉をむね肉にするなど、節約する手口で798万円を横領していました。
■学校給食で職員が“798万円”を…
福島県教育庁の会見「学校給食会計の口座から総額798万7262円の現金を引き出し、横領しました」 福島県郡山市の小学校に勤務していた女性学校栄養職員。
給食の献立作りから調理、会計事務まで任されていた42歳の学校栄養職員、横領の手口は…?
福島県教育庁の会見「安価な食材を使用して、1食あたりの単価を安くした」 例えば、もも肉を使うところを より安いむね肉を使う、などといった「節約術」を駆使していました。 これにより、1年目はあらかじめ決められた1食あたりの予算310円を296円と抑え、14円浮かすことに成功。 2年目はさらに、330円とすべきところを280円に抑え、1食あたり50円を浮かせていました。 次のページは ■給食の味や量に影響は?
■給食の味や量に影響は?
福島県教育庁の会見「保護者から問い合わせとか、メニューに対するクレームは なかったと聞いている」 横領した金は、旅行代や美容代、犬の飼育費用などに使ったといいます。 福島県教育庁の会見
「買い物の支払いがかさんで、このままだとクレジットカードの返済ができなくなるんではないかと」
福島県は、この学校栄養職員を解雇する分限免職としました。
学校栄養職員は横領を認めていて、全額を返金したということです。この記事の写真を見る(9枚)
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