催しは今月21日から秋の全国交通安全運動が始まるのに合わせて開かれ、品川区の大井警察署の1日警察署長に任命されたプロレスラーの拳王さんと清宮海斗さんが電動キックボードの正しい乗り方を学びました。

電動キックボードは去年7月から一定の基準を満たした車両については16歳以上は運転免許なしで乗ることができるようになり、警察庁のまとめによりますと、利用者の交通違反は、去年12月は1879件で、7月からの半年間で4倍以上に急増したということです。

また、警視庁によりますと、都内ではことし1月から5月までに電動キックボードの飲酒運転によって、人身事故が14件発生するなど事故が増加傾向にあるということです。

こうしたことから、飲酒運転をしないことや、運転中に携帯電話を使用しないことなどの正しい乗り方を学び、初めて乗ったという清宮さんは「スピードが出るとその分危険もあるのでヘルメットを着用するなど安全に気をつけたいです」と話していました。

大井警察署の渡邉亮太交通課長は「電動キックボードに乗る際は交通ルールを順守し、飲酒運転は絶対にやめてほしい」と話していました。

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