大阪府岸和田市の伝統行事「岸和田だんじり祭」が岸和田・春木両地区で14日、始まった。威勢良く張り上げたかけ声とともに太鼓や笛の音が響き、岸和田地区では22台のだんじり(山車)が城下町を豪快に駆け巡った。15日まで。
南海電鉄岸和田駅前に重さ約4トン、高さ約4メートルのだんじりが次々と登場した。はっぴを着た「大工方」がうちわを手に屋根で舞い、勢いをつけたまま街角を直角に曲がる「やりまわし」が披露され、観客から歓声が上がった。
駅前の商店街には、だんじりを間近で見ようと多くの人が集まった。
過去に祭りに参加したことがある大阪府貝塚市の水侍洋介さん(44)は今回、初めて観客として見に来たといい「人数が多く、近くで見るとやっぱり迫力があってすごい」と笑顔で話した。
だんじり祭は五穀豊穣を願い、約300年前の江戸時代に始まったとされる。〔共同〕
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