ゴールデンウィーク(GW)の出国ラッシュが始まった。成田空港は26日、アジアやハワイなどに向かう人々で混雑した。ピークは出国が27日、入国は5月6日という。

 成田国際空港会社(NAA)の推計によると、GW期間(26日~5月6日)に成田空港から出国するのは、昨年より35%増の43万8500人。コロナ禍前の2018年の9割まで戻ったという。

中国、東南アジア、ハワイが好調

 全日本空輸と日本航空によると、中国や東南アジア、ハワイといった路線が好調だ。3泊4日で同僚ら6人で韓国に行く群馬県の会社員、徳部竜太さん(24)は「向こうで久しぶりに会える人もいる。グルメを楽しみたい」と笑顔だった。

 成田空港の国内線もコロナ禍前と同水準に回復し、GW中に約26万人の利用を見込む。NAAは「保安検査が混み合うので早めに空港に来てほしい」と呼びかけている。(小林誠一)

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