文部科学省が、オリンピアンやパラリンピアンらを教員として採用するための新たな促進策を始めることが12日、関係者への取材で分かった。「特別免許」を与えて公立学校に配置する場合は、その分の教員定数を増やすほか、教職に関心があるアスリートのリストを作成する。来年度からの採用を想定しており、13日に都道府県教育委員会などに通知する。  特別免許は、多様な教員の受け入れを目的に、高い専門知識を持つ社会人に教科を限定した免許を与える制度。アスリートが保健体育や部活動を担当することなどを想定しているが、これまで五輪経験者らの採用は広がっていなかった。


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