10日午前3時過ぎ、富山県のリサイクル会社で、誰もいない事務所に全身黒ずくめで現れた空き巣狙いの男が目撃されました。
忍び足で真っすぐに奥へと向かうと、身をかがめ、辺りを物色。
しかし、男は何も取らずにすぐにその場を立ち去りました。
被害者:
幸いにして、何もされてなかった。
侵入から、わずか20秒。
一体なぜ、男はすぐに引き返したのでしょうか?
被害者:
事務所に侵入してきた瞬間に防犯センサーが反応して、「侵入者がいます」みたいな声が流れるんですよ。
男は、入り口のドアを破壊して侵入したものの、防犯ブザーが鳴ったため引き返したとみられます。
防犯対策が功を奏し、空き巣被害を未然に防ぐことができた背景には、ある“キッカケ”があったといいます。
被害者:
去年も貴金属関係の物が盗まれました。
実はこの会社、2023年の年末に空き巣被害に遭い、100万円相当の貴金属が盗まれたというのです。
そうした経験から、社内では3つの“空き巣対策”を行っているということです。
被害者は「施錠タイプに変えて、警備会社を入れさせていただいて、真っ暗にすることなく毎日必ず電気をつけて帰るようにしています」と言います。
万全な対策に、なすすべもなく引き返した男。
会社は、警察に被害届を提出したということです。
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