JR東海が10月1日に迎える東海道新幹線の開業60周年を盛り上げようと、沿線地域の魅力を伝える特設サイトを立ち上げたり、同じく今年で“60歳”になったカルビーの「かっぱえびせん」などの商品とコラボレーションしたりする企画を続々と打ち出している。 東京から大阪まで新幹線が通る8都府県の地域の魅力を発信する特設サイト「新幹線をつなぐまち」を5月末に立ち上げた。静岡県熱海市や岐阜県関ケ原町、京都市といった84の沿線自治体の観光地、名産品などを紹介している。 1月に発売から60年を迎えた「かっぱえびせん」と強力タッグを組み、17駅ある新幹線駅の柱などに計60匹分の「えび」のステッカーを貼った。見つけたら交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)に写真を投稿してもらうキャンペーンを10月9日まで実施している。全駅制覇で記念トロフィーなどが当たる。 新幹線の食堂車で人気だったビーフカレーの味を再現したかっぱえびせんの限定品も、8月から東京―新大阪間の駅の売店やオンラインショップで販売している。
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