JR貨物が貨車を製造する際の検査データを改ざんするなど不正行為を行っていた問題で、新たに確認が取れていない車両が見つかったため、11日午前、全国を走るすべてのコンテナ貨物列車の運行を停止したと明らかにしました。

 JR貨物によりますと、一日に運行するコンテナ貨物列車は約330本あり、そのすべての運行を停止しているということです。

 10日に発覚した不正対象車両約570両に加えて、11日に未確認の車両が300両あることが発覚しました。

 そのためいったん、すべての貨物列車を停止させ、未確認車両の中に不正対象となる車両が含まれていないかを確認するということです。

 車両を特定できるまで全列車の運行停止は続くということです。

 JR貨物によりますと、運行再開の見通しは立っていないということです。

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