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台風13号が発生 北上し暴風域を伴う見込み

きのう10日午後9時、本州のはるか南のマリアナ諸島付近で台風13号が発生しました。今後は時速20km〜30kmほどで北上して今週末に暴風域を伴って沖縄付近に進む見込みです。
今年の台風というと迷走した10号の記憶が新しく、また今回も進路が変わるのではないかと心配に思う方も多いかもしれません。ただ、台風13号については各国のコンピューターの予想もまとまっており、気象庁が示す予報円もそれほど大きくないので今後予想が大きく変わることはなさそうです。
台風13号は今週末に暴風域を伴って沖縄や奄美を直撃する恐れがあります。大雨、暴風、高波に警戒が必要です。また、東寄りの進路をとると九州でも風や波の影響が出る可能性があります。

朝も記録的な暑さ 続く猛暑に警戒

9月中旬に入っても厳しすぎる残暑が続いています。きょう11日も関東から九州は最低気温が25℃以上の熱帯夜が続出して、9月の朝としては記録的な気温の高さとなりました。山口や熊本などで9月としては観測史上最も高い最低気温となっています。

【11日朝の最低気温】
東京 26.3℃
山口 28.3℃ 9月1位
佐賀 28.3℃ 9月1位
長崎 28.1℃ 9月1位
熊本 27.8℃ 9月1位 そして日中はもちろんさらに暑くなり東北から九州で35℃以上の猛暑日が続出します。きょう11日で猛暑日の日数は福岡の太宰府で53日目、名古屋で42日目など年間の最多記録を更新する所が多くなりそうです。9月中旬になっても猛暑はおさまる気配がありません。

台風が続々と発生

8月以降、台風の発生ペースが上がっています。今年7月までの発生数は4個と珍しいほどの少なさでした。しかし、8月は6個と平年を上回る発生数となりました。今月は9月11日時点ですでに3個と発生のペースが上がっています。台風シーズンは10月にかけてがピークです。今年は記録的な猛暑の影響で海も高温になり、秋になっても台風が発達しやすい状況が続きます。台風の接近が予想された場合、どのような備えをすればいいのか改めて確認しておきましょう。

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